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東京マラソン ほろにが物語(中)

 

21kmを快調に過ぎ、

銀座から浅草にかけて沿道の人もぐっと増え、

街並みやスカイツリーを楽しみながら進みましたが、

もうすぐ浅草だわ~♪という27kmあたりで両足の指とふくらはぎに違和感が。

練習の時はスピードを落とせば違和感も消えていったので

ペースダウンして様子を見ていました。

 

が、

違和感は強まり、

とうとう足が攣り始めました。

両足とも、指先から太ももの付け根までピキピキと固まっていきます。

それでも、32kmまで行けば残りは10kmなので

精神的に楽になれるはず。足も動き出す気がする。

 

とか思っちゃって、

足を止めず、何とか進んだものの、

当然、楽になるはずはなく

完全に失速。

 

痛いし、抜かれるし、

何より前に進めないことが苦痛だったので、

銀座1丁目で旦那はんの声援をキャッチした後、

足を立て直すため、

断腸の思いで歩き始めました。

無念でした。

銀座4丁目の交差点、手前だったと思います。

 

歩き出してすぐ、元会社の先輩が沿道から声をかけてくれました。

が、

あまりにも私がしょぼくれた顔をして歩いていたので

焦って旦那はんに実況電話したそうです(笑) 

 

そこから約2.5km、攣る足を引きずりながら歩く旅になりました。

自分への敗北感で頭がいっぱいで、

景色とか沿道とか、そーゆーのは、全く覚えていません。

覚えているのは、

中央分離帯の段差を利用してストレッチをする人たちが

隙間なくあふれている光景と、

前半で抜かした4時間30分のペースメーカーに再び抜かれたこと

くらいでしょうか。

 

37kmのプレートが見えてくる頃、なんとか痙攣は治まったので

再び走ってゴールを目指しました。

 

豊洲にも元会社の先輩が来てくれたようですがキャッチできず、

40kmで旦那はんをキャッチ。

ゴールまでは、旦那はんが歩道を歩きながら声をかけてくれました。

歩いている旦那はんよりも遅い速度でしか走れませんでしたが、

もう歩かないと決め

41kmから再び攣り始め、動かなくなった足を前へ前へと運び、

初めての42.195kmを終えました。

 

 

記念すべき初マラは、4時間15分以内!

というトコロを目指して、

これまで練習をしてきた私がゴールゲートをくぐった時、

そこにあったのは、  

達成感でも、感動でも、喜びでもなく

ただひたすら悔しい思いでした。

 

日テレサイトの東京マラソンコンテンツで見られるゴールシーンのムービー。

そこに残る私も、明らかに不本意な顔でゴールしています。

 

ゴール後は、

「完走おめでとーございまーす」というボランティアの方々の声の中、

バナナやメダルやタオルなどを受け取っていくわけですが

悔しさがこみ上げてきて、

ちびぃのように大声で泣き出したい気持ちをぐっとこらえ

顔がクシャクシャになっている私を見かけたボランティアの方が 

「おめでとー、完走、本当におめでとう!

 感動だよね!感無量だよね!」

と肩をたたいてくれたわけですが、

 

 

ぜんぜん、違いますから!!!!!

 

 

とか、食いつく気力すらなく

ゴール後も足は攣りまくり、

ボランティアの方に靴紐を解いていただき、

ボランティアの方に車いすで更衣スペースまで運んでいただき

私のボロボロほろ苦い初マラソンは終わりました。

 

Rimg1625  

           ゴール直前。

 

  

つづく。

 

 

 

 

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