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ああ神戸

 
フルマラソン4時間切りの壁を越えられず、アワワもがき苦しんでいる者です。
 
 
スタート前から戦線離脱も同然で、中途半端なレースに凹んだ大阪マラソン後、
しばらく、腑抜け状態から立ち直れずにいましたが、
えっちらおっちら自分を奮い立たせ(←この作業が意外と大変)
23日の神戸マラソンに挑みました。
 
 
狙うは3時間58分。
10kまでは5分40で抑え、10kからは行けるところまで5分30で、の作戦。
 
まず、前回の大阪で泣いたトイレ問題。
大阪の時ほど気温は上がらないので、思い切って前日から水分は控えめに。 
当日は会場でトイレ2回。
もうこれ以上出ないぜっ!って状態でスタートすることができました。
かんぺき。
 
 
 
今回は旦那はんとペアエントリー。
どんな手違いかAブロックからのスタート。
ということで、普段は雲の上の存在のエリートランナーが身近にたくさん。
 
トップ選手の筋肉に見惚れているうちにスタートとなりました。
周りが速いから、大阪のように前に進めないストレスはゼロ。
むしろガンガン抜かれていきますが、
自分のペースで進めているので、まったく問題なし。
 
 
30kmまでは、快調に5分30を刻み進みました。
 
 
序盤、
くまモンの特大ぬいぐるみを背負い、
前屈みで走る人の後ろ姿がツボすぎて、楽しい気分が一気に上昇。
 
「ええなぁ、私もおんぶして♪」って顔を覗き込んだら
苦笑いしてました。
 
 
海沿いに出ると、明石海峡大橋の折り返しまで、
速いランナーとスライドしていきます。
ここで、旦那はんを見つけ、声を掛け合うことができました。
 
自分が折り返してからは、自分の後方のランナーとスライドします。
ここで、マラソン大会・初の「馬」に遭遇しました。
 
正確には、2人組のランナーが馬になって走っていました。
1人が前足、もう1人が後ろ足。
腰から上に馬をかぶっているので、足しか見えない(笑)
 
100m離れてみたら、確かに「馬」がマラソン大会に出ている図 でした。
 
給水はどうするんだろー?とか、人の心配をしながら走っていると  
沿道から、水戸黄門の主題歌(?)の演奏が聞こえてきました。
 
「人生、楽ありゃ、苦もあるさ~」のアレです。
 
たいてい、マラソン大会の沿道では、
奮い立つようなパワーソングや、
元気が出るアップテンポの曲を演奏してくれるのですがー。
 
 
馬と水戸黄門。
 
・・・またまた、楽しくなっちゃって、笑顔ラン、続きます。 
 
海には、たくさんの漁船が大漁旗をなびかせてくれています。
素晴らしいロケーション。
「ありがとー!」って何度も手を振りながら海沿いを走りました。
 
 
須磨のあたりでしょうか。
道の真ん中に、野口みずき選手が立ち、
ランナーとタッチしてくれていました。
もちろん、私もタッチしてもらい、元気をチャージ。
 
 
すごく楽しく走れているし、
余力もあるし、
10kmごとのタイムをチェックすると、設定通り来ている。 
ペースを落とさなければ、目標より4~5分速くゴールできる!!
 
行けるーーーー! 
 
 
ところが。
 
きっとどこかで、水戸黄門さまが見ておられました。
 
人生、楽だけで終われると思ったら大間違いやで。
楽ありゃ、苦もあんねんでー。
今日、まだ苦、味わってないやろ?ほれ。
 
とか言ってたに違いありません。なぜ関西弁?
 
 
 
楽ステージ、さようならー。
苦ステージ、こんにちは。 つか、来なくていいから!
 
 
32kmあたりで
あと10km!!
カウントダウンに気持ちが切り替わり、緊張の糸が緩んだのかもしれません。
 
急に右のお腹に差し込むような痛みが。
激しい脇腹通のような感じ。
 
様子を見ながらゆっくり進んでいると、
胃からこみ上げる気持ちの悪さが。おえおえー。
 
 
エイドのゴミ箱で、おえおえー(すみません)
少量の胃液程度ですが、おえおえー(もう止めますね)
 
 
ヤバイ!
まじでヤバイ!
お腹痛いし、気持ち悪い!ペースあがんない!
(タイムの)貯金、たりなくなったら、泣くしーーー!
 
 
意識朦朧、もう、このあたりから記憶がほとんどありません。
 
虚しく時間だけが刻まれていく腕時計を見ながら
とりあえず一歩一歩、前に進みます。
 
 
お腹の様子が少し回復してからも、
脚は、石のように重たくなり、腰が落ち、もはや疲労抜きジョグのスピード。
 
どうやら、
体調不良と同時に、脚が売り切れになったようです。
35kの壁に、見事にノックアウトされました。
 
 
35km浜手バイパスからの神戸大橋の素晴らしい景色に
感動する余裕は1ミリもなく、脚を前に出すことで精一杯。
 
沿道の「4時間切れるよー」の声援が、
だんだんとなくなり、 このあたりで、
タイムの貯金を使い果たし、目標タイムが天高く逃げていきました。
 
ポートアイランドの架け橋で、儚く散った私の目標。
カム・バーック!私の貯金ー!
 
残念ながら、苦しくなった時に、降臨してくるように設定していた
修造マツオカの熱い言葉すら、降りてきませんでした。 
 
 
でも、
沿道の応援が、本当にありがたくて。
特に、辛い後半戦の声援は。
前半12kで「あと30kや、がんばれー」って言われてズッコケましたが(笑)、
ラスト数キロのキツイところで、 
「諦めたら、そこで終わりやで!最後まで諦めたらあかん」と
大声で目を見て言ってくれた方がいて、涙出ました。
 
最後の力を振り絞ってゴール。
4時間05分27秒の旅でした。
 
 
自分の2年前の神戸マラソンのブログを読み返したら、
やっぱり34kあたりから、失速をしておりまして、 
 
成長してねーな
弱い。弱すぎる。
 
 
 
 
 
ただ、
今回、あの状況で出せる力の限り精一杯、走りました。
だからこそ、たくさんの反省と課題が見えてきました。
 
 
「辛いからこそ楽しい」
「その辛さを楽しむのがマラソン」 
 
とか言うランナーが多くて(旦那はん含む)
ランナーって変な人ばっかり。
 
とか思っていましたが、
 
今回の神戸マラソンを振り返れば、
 
なななな、なんと、私まで、自然と
 
「あの辛さを含めて、本当に楽しいレースでした」発言していました。
 
 
おかげさまで、これで変な人の仲間入りです。
 
じゃ、なくて。
その先にある達成感や充実感というものに
魅力を感じてきちゃったのかもしれません。
 
 
レース翌日、
午前中からルンルンとゴルフの打ちっぱなしに出かける旦那はんのような
ベテラン変態の域にはまだまだ遠いですが・・・。
 
 
今シーズン、
フルマラソンのチャンスは、あと1回。
3月の淀川寛平マラソンをターゲットにして、再スタートします。
 
 
マラソンは3/4からがレースです。
水戸黄門さま、
どうか、30k以降の「苦ステージ」を、お見逃しください。 
 

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